火山超雑学クイズ

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出題クイズ

Q78
群馬県前橋市の「岩神の飛石」は、どの火山から来たのでしょうか?
出題者(國友孝洋)

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A78
浅間山です。

解説

 「岩神の飛石」は、群馬県前橋市、JR前橋駅の北北西約2.8㎞のところにある岩神稲荷神社のご神体で、周囲約70m高さ約10mの安山岩の巨岩です。活火山である赤城山と榛名山との間を流れる利根川の左岸に位置しており、天然記念物に指定された際(1938年12月14日)には、「輝石安山岩ノ巨石數十個相重ナリテ高サ約一〇メートルノ一小丘ヲナス 先史時代ニ赤城火山ヨリ流出シタル火山泥流中ノ「流レ山」ノ残存セルモノナリ」として赤城山が起源と考えられていました。

 しかし、平成25年~平成27年の3年間に、岩神の飛石が埋まっている地層の調査が行われ、また、岩神の飛石の成分分析などを行って周囲の火山の岩石との対比がなされた結果、浅間山方面の岩石が岩屑なだれによって運ばれてきたことが判明しました。約2万4千年前頃の噴火により浅間山の北東側が山体崩壊し、その岩屑なだれ(前橋泥流)が、吾妻川~利根川へと下り、岩神稲荷神社の位置まで運搬されてきた巨岩が「岩神の飛石」というわけです。いずれにせよ飛んできたのではなく、流されてきたのですね。


参考文献

前橋市ホームページ(国指定天然記念物岩神の飛石の調査結果について)

https://www.city.maebashi.gunma.jp/bunka_sports_kanko/7/3/11363.html

文化遺産オンラインホームページ(岩神の飛石)

https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/201256