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榛名山は群馬県の活火山です。噴火記録はありませんが、噴出物と考古遺跡から6世紀頃に大規模な噴火が複数回起こったことが分かっています。いずれの噴火も、二ツ岳で発生しました。
群馬県渋川市の金井東裏(かないひがしうら)遺跡の発掘調査(平成24年9月~平成26年3月)では、6世紀初頭の榛名山二ツ岳の噴火による火砕流の堆積物層から発見された骨から、少なくとも4人が被災したことが分かりました。そのうちの成人男性は、ほぼ全身の骨が残っており、小札甲(こざねよろい)を装着していました。榛名山の方向に膝まづくような態勢で埋まっていたということなのですが、何をしようとして火砕流に巻き込まれたのでしょうか?
気象庁ホームページ(榛名山)
https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/304_Harunasan/304_index.html
群馬県のホームページ(金井東裏遺跡に関する報道提供資料)
https://www.pref.gunma.jp/03/x4500038.html
(公財)群馬県埋蔵文化財調査事業団ホームページ(金井遺跡群)
http://www.gunmaibun.org/kanaiura/