火山超雑学クイズ

ホーム >  火山超雑学クイズ >  クイズタイトル

出題クイズ

Q70
御嶽山で噴火警戒レベルが導入されたのはいつでしょうか?
出題者(國友孝洋)

回答はこちらをクリック

A70
平成20年3月31日10時です。

解説

 気象庁が噴火警戒レベルの運用を開始したのは、2007年(平成19年)12月1日からです。この時は、16火山が対象となりました。その後、活火山を有する地元自治体等と噴火警戒レベルを活用した火山防災対策の検討が進められ、導入される活火山が順次拡大していきました。御嶽山は三宅島と共に2008年(平成20年)3月31日、17番目に噴火警戒レベルが導入された活火山です。現在(2020年6月5日)、噴火警戒レベルが運用されている活火山は、2019年(令和元年)7月10日に導入された八甲田山、新島及び神津島を含めて48火山となっています。

 御嶽山は、2008年に噴火警戒レベル1(平常)で運用が開始され、一度もレベルが変更されることなく、2014年9月27日11時52分に63名の犠牲者を出した水蒸気噴火が発生することになりました。


 <2007年12月1日(16火山)に噴火警戒レベルが導入された活火山>

(噴火警戒レベル1)樽前山、北海道駒ヶ岳、岩手山、吾妻山、草津白根山、浅間山、富士山、伊豆大島、九重山、阿蘇山、雲仙岳、 霧島山(御鉢、新燃岳)

(噴火警戒レベル2)桜島、薩摩硫黄島、口永良部島、諏訪之瀬島

参考文献

気象庁ホームページ(平成20年報道発表資料。御嶽山と三宅島に噴火警戒レベルを導入します)

https://www.jma.go.jp/jma/press/0803/27b/080327_level.html

気象庁ホームページ(平成19年報道発表資料。12月1日から噴火警報、噴火警戒レベルを発表します)

www.jma.go.jp/jma/press/0711/30a/071130.html

気象庁ホームページ(令和元年報道発表資料。八甲田山、新島及び神津島の噴火警戒レベルの運用を開始します )

https://www.jma.go.jp/jma/press/1907/10a/hakkodasanniijimakozushima190710.html