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活火山「ベヨネーズ列岩」は、東京の南方420㎞に位置する海底火山です。7km×9kmの明神礁カルデラ、中央火口丘である高根礁、西側外輪山の一部としてのベヨネーズ列岩、後カルデラ火山である明神礁などが含まれます。このうちベヨネーズ列岩が海面に顔を出しています。明神礁付近ではたびたび噴火が発生しており、特に、1952年から1953年にかけて大規模な火山活動が発生しました。噴火によって新島が出現したり、沈没したりが何度か繰り返されました。1952年9月23日に新島が沈没した後、9月24日に調査中の海上保安庁水路部の第5開陽丸が遭難し31名の乗組員が殉職されました。1954、1955、1960、1970年にも噴火が確認されており、それ以降も変色水が確認されていました。1988年以降、変色水は認められていませんでしたが、2017年3月24日に明神礁付近で変色水が確認され、噴火警報(周辺海域)が発表されました。翌年10月31日には、噴火の兆候が認められなくなったことから噴火予報(活火山であることに留意):警報解除が発表されました。
海上保安庁 海洋情報部ホームページ(明神礁ベヨネーズ列岩)
https://www1.kaiho.mlit.go.jp/GIJUTSUKOKUSAI/kaiikiDB/kaiyo14-2.htm
気象庁のホームページ(ベヨネーズ列岩)
https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/323_BeyonesuRocks/323_index.html
気象庁のホームページ(ベヨネーズ列岩 有史以降の火山活動)
https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/323_BeyonesuRocks/323_history.html
気象庁のホームページ(ベヨネーズ列岩の活動状況)
https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/323.html