火山超雑学クイズ

ホーム >  火山超雑学クイズ >  クイズタイトル

出題クイズ

Q44
草津白根山(白根山)の湯釜の湖面付近の水温は何度くらいでしょうか?
出題者(國友孝洋)

回答はこちらをクリック

A44
年平均水温約18℃(草津町役場HP)です。

解説
湯釜という名称から、煮えたぎる温泉なのではと思ってしまいますが、実際の水温は外気温よりもやや高い(10℃前後高い)程度です。東京工業大学の測定によると、2009年~2013年の水温は、外気温と相関した年周的な変化をしており、2℃~28℃で推移しています。2014年5月~2016年8月までは平年よりも数℃高く、2015年夏には32℃くらいまで上昇しましたが、2016年8月以降は平年値に戻っています。なお、1982年10月26日の湯釜火口壁での水蒸気爆発の直後には、表面付近のみ55℃を越え、一時的には火口内に湯気が立ちこめる状態になったが、その後、1週間程度で水温は低下したと報告されています。

参考文献
草津町役場のホームページ(草津白根山)https://www.town.kusatsu.gunma.jp/www/contents/1485313521399/index.html
気象庁ホームページ(草津白根山の火山活動解説資料 平成29年6月7日14時00分発表)
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/monthly_v-act_doc/tokyo/17m06/201706071400_305.pdf
上木・寺田(2012)草津白根火山の巡検案内書,火山,57-4,235-251.


山頂付近の展望台から見た湯釜(2017年9月24日國友撮影)。湯釜は、非日常的な色彩のエメラルドグリーンの湖面が印象的です。噴火警戒レベルが2017年6月7日に2から1に下がり、撮影当時の白根山は多くの観光客で賑わっていました。なお、湯釜の中から顔を出している円錐形の島は、2019年10月28日にAMT(電磁気による浅部地下の比抵抗構造の調査手法)観測で湯釜火口内に入った際には、見当たりませんでした。崩れてしまったのだと思いますが、そもそもどうやってできた島だったのでしょうか。