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「地震予知の科学」(東大出版会)が2007年5月18日に発売されました。
1年半にわたって日本地震学会の地震予知検討委員会で執筆をしてきた本がついに出版されました。地震予知に関して不正確な情報が氾濫していたり、地震予知推進派とか地震予知否定派というようなステレオタイプで捉えられがちな地震予知研究ですが、この10年の進歩については意外と知られていません。この本では、地震予知研究の現状を整理をして正確さを失わないようにわかりやすく説明していて、今後の地震予知研究の展望を考える上で必読の書となることを目指しました。

でき上がった本を手にして喜びの執筆者(のうち2人)
小泉尚嗣(産総研) 束田進也(気象庁)
執筆者一覧(アイウエオ順)

川崎一朗(かわさき・いちろう) 京都大学防災研究所
小泉尚嗣(こいずみ・なおじ)  産業技術総合研究所地質情報研究部門
束田進也(つかだ・しんや)   気象庁地震火山部
長尾年恭(ながお・としやす)  東海大学海洋研究所地震予知研究センター
西村卓也(にしむら・たくや)  国土地理院地理地殻活動研究センター
平松良浩(ひらまつ・よしひろ) 金沢大学大学院自然科学研究科
堀 高峰(ほり・たかね)    海洋研究開発機構地球内部変動研究センター
山岡耕春(やまおか・こうしゅん)名古屋大学大学院環境学研究科(*)

  *:執筆時は東京大学地震研究所

執筆者(裏)プロフィール
地球惑星科学連合学会で集まった執筆関係者の面々
未公開シーン(いや、ボツになった原稿)から>
  1. 地震予知研究の歴史