研 究


研究内容

地下構造の解明と監視、そこで起きている諸現象の理解、平たく言えば、地下を見る(診る)ための道具作りと、何がどう見えるか、そこから何がわかるかを研究している。

複合媒質であり不均質性に富む地下という対象に、有限の周波数をもつ波動(主として地震波動)という手段でアプローチする、という問題設定のもと、どのようなモデル化、計測、解析、情報抽出と解釈が可能か、それらを通じて対象をどのように認識できるか、ということを研究の中心課題として考えている。

研究テーマ

地震波を用いた地下構造のイメージング

自然地震(余震、群発、遠地)や人工地震の波形データを使って地下の構造のイメージや物性情報を得る。

精密周波数制御定常信号観測システム (ACROSS) と能動的モニタリング

正確に繰り返す微弱な地震波信号を長期間連続的に送り込むことによって、地下の物性や状態の微小な変動をモニタリングすることを目指す。

波動を使って地下(構造と物性、特に物性の不連続と流体の存在)をどう見るかを考える

学生の研究指導:博士・修士・卒業論文

研究活動風景


セミナー発表履歴


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Toshiki Watanabe, EVRC, Nagoya University.
Last modified: Wed Apr 27 18:47:57 JST 2022