INDEX PAGE 1999年 7月淡路実験
7月29日 (宮島さん、宮川さん、生田)
13:30
現地到着。既にジオジャイロの方(国本さん、瀬島さん、他1名)がいらっしゃっていた。打ち合わせは宮島さんが行っていたので詳しくは宮島さんにお聞き下さい。
15:00頃
発振周波数を変えるのに、どの程度オーバートーンの影響がでるかはっきりさせたいという事で、宮川がSSTでとった信号をその場で確認できるプログラムを作る。しかしボアホールでの信号が見えるのがベストなので山岡先生に TA を買ってもらえるようお願いしようという事になりました。(お願いします)
震源小屋内の Lennartz で取れたスペクトルは、オーバートーンは結局−40dBくらいであった。
16:00頃
以下の周波数で運転を始める。
25Hz機, 13Hz±2Hz, 鋸比率1:3, 変調周期5秒
35Hz機, 25Hz±2Hz, 鋸比率1:3, 変調周期5秒
18:10
SSTをスタートさせて宿に戻る
7月30日
08:30
清雅荘からアクロス小屋へ向かう。アクロス、正常運転。35Hz機の冷却油で、少しリザーブの油の量が増えていた(前日目盛70、現在80)ため、送るほうを 1/4開き -> 1/3開き とした(2時間後も安定)。
09:15
高周波機を止めて、高周波機の周波数を変える。目的は低周波機の高調波の影響を受けないようにする為。以下の設定にした。
35Hz機, 25.1Hz±2Hz, 鋸比率1:3, 変調周期5秒
(生田談)オーバートーンについて、宮川さんからやはり気になるので(多分ボアホール中なら−60dB程度に下がるだろうが)よりベターな方法をという事で、高回転側を、25.1±2Hzでまわす事にした。SSTのデータでスペクトルを見てみると、確かに高回転のほうは、25.1Hzを中心に出ており、このSN比は−70dB程度にまで落ちている。
メモ 最終的な設定 宿題 次回持ってくる物


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2000年 1月 4日 - 5日 ( 山岡・奥田・國友・鶴我・宮川・生田 ) 2000年 1月 19日 ( 宮川のみ )
目的
2000年 1月 4-5日にかけて、山岡先生・奥田さん・国友さん・鶴我さん・宮川・生田のメンバーで淡路島に連続観測の準備をしに行き、 Double Cosine による FM 変調と SSTSP1.EXE によるデータ収録を行った。しかし SSTSP1.EXE にバグがあり、2, 3日後に止まっていたので改良版の SSTSP をインストールする為に赴いた。
12:00
入室。
12:06
SST を停止させて Src0216.dat 迄のデータを MO に吸い上げる ( Src0216.dat は途中で止めたファイル ) 。 200個のファイルを吸い上げるのに約 30分かかったので今後注意する事。
12:10
FM PC の画面チェック。
-10秒値設定値平均値
25 Hz機022800924728.3
35 Hz機550357225612.2
↑ [ 25Hz 機 ]-[ 平均値 ] はおかしな値を示している。チェックする必要があるのでは?
⇒ どうも FM 制御用 PC が記録する位相値自体の値が、たまにずれる事があるようで、それが原因だと思われる。
12:15
冷却ファン制御版のチェック。設定値 25.0、 現在地 25.0 〜 25.1 で、 FeedBack の値 (ファンの稼働率?) が 30.39 位になっていて、ファン自身はある程度回っていた。
12:16
オイルタンクのチェック。
25 Hz機4つの流量計もタンクの油量目盛りも矢印の位置にあった。
35 Hz機7つの流量計の内、左から 4, 6, 7番目が矢印の位置よりも少し低い位置にあり、タンクの油量目盛りは 100 を超えた所にあった。
12:20
温度取りのチェック。全て正常に動いていた。なお、更にボアホール小屋に No.6 を設置した。
No.125Hz 機付近の水冷管
No.235Hz 機付近の水冷管
No.325Hz 機と 35Hz 機の間あたりの水冷管
No.4制御盤の前にある机の上
No.5小屋の外の配電盤の下
No.6ボアホール小屋の 800m Borehole の配線盤の上
13:00
SSTSP.EXE でサンプリングを開始。結局変更したのは SSTSP1.EXE だけで、動いているプログラムも SSTSP.EXE のままにしてある。
14:00
ボアホール小屋に設置した温度取り ( No.6 ) の記録を開始。 10分おきに記録している。
16:20
ACROSS 小屋退室。
16:30
ボアホール小屋退室。
次回の宿題


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