会社 | 白山工業 | ||||||||||||||||||||
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電源 | 外部電源:6〜9V、内蔵電池:単2形4本 | ||||||||||||||||||||
消費電流 | 240mA (外部電源に 6V , 20Ah のバッテリを用いると計算上は約 3.5日間測定できるが 2日程で充電する様にしよう) ちなみに自然地震観測仕様におけるマニュアルには測定時: 70mA、待機状態: 150μA、GPS 時刻校正時: 220mA と書いてあった。 | ||||||||||||||||||||
入力 | 差動(平衡)入力・入力インピーダンス1MΩ | ||||||||||||||||||||
分解能 | 16Bit / ±2.5V | ||||||||||||||||||||
データ形式 | サンプリングにおいて、スタック長の最後の 2秒間を使って、次のスタックのスタートタイミングを GPS 時計に合わせる為、記録されるデータには 最後の 2秒間分のデータが無い。
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ゲイン・ローパス | 2,10,30,100,300,900倍 及び 30,60,120,240Hz or None | ||||||||||||||||||||
時刻精度 | GPS:±5μ秒、基準時計:±1ppm。設定・表示に使われる時刻は世界標準時である。 | ||||||||||||||||||||
アンテナケーブル長 | 5m (標準)。また 10m, 20m, 30m, 50m もオプションであり、中継アンプを使えば最大 100m迄延長できる。 |
注意事項・その他
[ 064 ] | エリア数 |
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[ ! ] | 前回の時刻較正結果を示し、 [ o ] の時成功、 [ ! ] の時失敗 |
[ 03 ] | 現在捕獲されている GPS 衛星の数 |
[ 1 ] | 測定 status 値で、この段階では必ず [ 1 ] になっている |
0 | 設定待ち |
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1 | 初回測定待ち |
2 | 測定待ち |
3 | トリガ待ち |
4 | 測定中 |
5 | 測定完了 |
リトライ回数 | 15 回 ( Default のまま ) |
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受付待機時間 | 35 msec ( Default のまま。旧 App では 500 が推奨値だった ) |
回収方法 | エリア保存 ( Default のまま ) |
回収範囲 | 全て or 指定 |
保存ディレクトリ | デフォルトのまま ( App.exe のあるディレクトリ ) が良い |
機種 | 1 エリア分の吸い上げ時間 | 64 エリア分の吸い上げ時間 |
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wAssist | 約 40 秒 | 約 42 分 40 秒 |
App | 約 5 秒 | 約 5 分 20 秒 |
会社 | 三弘 (Sanko) & サンテックス (SunTex) | |
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AD | 入力電圧範囲 | ±5V (に設定してある。 ±1 , 2 , 10Vにも設定可能) |
分解能 | 16Bit (シングルエンド) | |
入力インピーダンス | 10MΩ + 100pF以下 | |
絶対誤差・直線性 | ±0.1%以下 及び ±0.01%以下 | |
許容最大入力電圧 | ±15V | |
チャンネル時間差 | 7.2μ秒 (但し 16ch毎の各 ADボードは同時にサンプリングしている) | |
最高サンプリング周波数 | fmax = 128KHz / ch数 となる。 96ch全部使うと約 1.3KHzとなる (しかし PC と AD 間の I/O の事は考えていない)。 | |
時刻同期方式 | 外部 GPS クロック 1KHz (外部クロックは H 又は L レベルになっている期間が短い方でも 2μ秒以上である必要がある為、 1MPPS 等の GPS クロックは入れられず、最大で 250 KHzまでである) | |
アンプ | 増幅率 | 1 , 2 , 10 , 100 , 300 , 1000倍 |
LPF 遮断周波数 | 500Hz | |
減衰特性 | 12dB/Oct , 2次バタワーズ | |
PC | PC9821Xa13/K12 (Pentium 133MHz , Memory 16MByte) | |
無停電電源のバックアップ時間 | 約10分 (20℃、700Wにて) | |
SST・総重量 | 約220kg | |
付属のケーブル | イメージファイル ⇒ [概要図] 、[結線図その1] 、[結線図その2] 5つのコネクターボックスがあり、そこから 3ch分 (地震計3成分に相当) のケーブルが枝分かれしている。このケーブルシステムが 2つあるので、 10個の 3成分地震計 (30ch分) を繋ぐ事ができる。現在 4.5Hz 地震計のコネクタケーブルが取りつけてある。 |
外部クロック | 外部クロックの分周比を決めるコード表である。一般には SST は 1KHz の GPS クロックを使うので、64(40H) が 1KHz を示す。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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内部クロック | ついでに内部クロックによる周波数コードも示しておく。但し外部クロックを使っている時にはちゃんと外部クロック用の周波数コードを用いる事。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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HEAD 部 | Short で 13データある。月の数字に関しては実際の数よりも1小さい。 3行目には例題として 42チャンネル分の記録を 1997年 9月 1日に 15時 0分から 15時 59分 20秒まで、 20秒間データで 178回スタックして観測した瑞浪でのデータのヘッダである。
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DATA 部 | Long で、 [チャンネル数×データ時間長×サンプリング周波数] の分だけのデータ数があるはずだが、実際には更に 19個の 0 が後ろにくっついている。つまり例えば [42ch×20秒×1000Hz] には 840019 点のデータ数がある。これは RAM Buffer 領域を 0 で Initialize する時に間違った大きさで行っている事が原因である。 |
HEAD 部 | ヘッダーには各チャンネル情報も入っているので、ヘッダーサイズはチャンネル数により変化する。チャンネル情報以外の固定部分は Short で 12 データあり、チャンネル情報は 1ch あたり Short で 4 データある。以下のテーブルの 3行目には例題として 42チャンネル分の記録を 1997年 9月 1日に 15時 0分から 15時 59分 20秒まで、 20秒間データで 178回スタックして観測した瑞浪でのデータのヘッダを示しておく。
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DATA 部 | Long で、 [ チャンネル数 × データ時間長 × サンプリング周波数 ] の分だけのデータ数がある。つまり例えば [ 1000Hz × 20秒 × 42ch ] のデータには 840000 点のデータ数 ( 3360000 Byte = 3281.25 KByte = 3.2043 MByte ) がある。 |
SSTSP.EXE の時
SSTSX.EXE の時
チャンネル数 | AD変換してデータを保存するチャンネルの数を指定する。 1999/07/29 での淡路島実験では、 9 である。 |
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チャンネルシーケンス | AD変換してデータを保存するチャンネルを指定する。 96ch分のアンプからの出力は全て AD変換器に繋がれており、測定時はこのチャンネルシーケンスで指定した ch のみが AD変換される (マルチプレクサの動作設定をするという事) 。但し、指定するチャンネルの順番は、16ch×6枚ある各ボードの中では自由にできるが、後続のボードにあるチャンネルを先に指定したりすることはできない。 1999/07/29 での淡路島実験では、 2,3,4,5,6,7,8,9,10 である。 |
周波数 | 周波数コードの事で、 GPS外部クロックを使う時は、上記のスペックテーブルにある 64〜127 迄の外部クロックの周波数コードを使って設定する事。 1kHz の外部クロックに対して 1kHz サンプリングにしたいなら 64 (40h) を入力すれば良い。 1999/07/29 での淡路島実験では、 64 である。 |
入力データ数(pts/ch) | SSTSX2 では、 1000Hz サンプリング、 10秒長の時は 1000 を入れる。つまり、 Fs*T/10/10 が入力すべきデータ数となる。 SSTSX では、1/10 されないので、 200Hz サンプリング、 10秒長の時は 200 を入れる。つまり、 Fs*T/10 が入力すべきデータ数となる (Fs:サンプリング周波数、 T:データ時間長) 。 SSTプログラムでは DMA バッファを 10等分している。 1999/07/29 での淡路島実験では、 1000 である。 |
表示データ数(pts/ch) | 1999/07/29 での淡路島実験では、 500 である。 |
スケジュールファイル | [ファイル名] [開始時刻] [スタック回数] をスペースを空けて各行に入力する。例えば次の様にする。
mizu001.dat 17 00 354 (10秒サンプリング時) mizu002.dat 18 00 354 mizu003.dat 19 00 354 mizu001.dat 17 00 178 (20秒サンプリング時) mizu002.dat 18 00 178 mizu003.dat 19 00 178 .... |