INDEX PAGE VM-61
会社RION
電源AC 6V 又は 単 3電池 4個 (アルカリ形で連続約 20時間測定可能)
感度
10Gスケール時:0.01 V/(m/s^2)(0.1 V/G)
1Gスケール時:0.1 V/(m/s^2)(1 V/G)
0.1Gスケール時:1 V/(m/s^2)(10 V/G)
測定時の設定

アナログ出力端子からの信号は、ローパス・ハイパス、外部フィルタ/構成選択スイッチ、電源・レンジスイッチに反映した電圧を出す。指示特性選択スイッチ (RMS , PEAK , EQ PEAK) は出力に関係しないが EQ PEAK にしておこう。

キャリブレーション

アナログ出力端子からの電圧値は、キャリブレーションしてやる必要がある (詳しくはマニュアルp.21参照)。 1998年 12月 6日に名大・サイクル機構両方の 2台の VM-61 の調整はした (0.1レンジで 2台とも 0.98m/s^2 であった) 。
キャリブレーションの手順
  1. ファンクションスイッチを ACC2(m/s^2)、ハイパス・ローパスを 3Hz と 1KHz (ACROSS 観測ではこの設定で主に行っている) 、指示特性選択スイッチを EQ PEAK、外部フィルタ/構成選択スイッチを OUTPUT CAL、電源・レンジスイッチを 0.1 に合わせる。
  2. アナログ出力端子からは 80 Hz 正弦波が出ているので、これの片振幅が 1V になる様に校正信号調整器のつまみを回す。 1V の調整はオシロで見ていても分かりにくいので、VM-61 の液晶画面のデジタル値が 1m/s^2 になる様に調整した方がやり易い。
  3. 測定をその後行う時には、外部フィルタ/構成選択スイッチを INT にして、電源・レンジスイッチを適切なレンジに合わせておく事。
注意事項・その他


INDEX PAGE 4.5Hz
会社MARKRAND
電源無し
感度100 V/(M/S)
方位4.5Hz全ての地震計の成分がこうなっている様だが、なるべく確認してから使う事にしよう。
センサー出力信号対応表カッコ内の色は 4.5Hz が入荷された頃に作った時のケーブルの色である。今後作る時もなるべくこの色に対応するように作る様にしよう。
1NS+ (青)2NS- (緑)3EW+ (白)4EW- (ピンク)5UD+ (赤) 6UD- (黄)
7NS CAL+8NS CAL-9EW CAL+10EW CAL-11UD CAL+12UD CAL-
13+V (?意味不明)14-V (?意味不明)15COM16F.G.

注意事項・その他


INDEX PAGE LS-10C/13A(13Aは10C×3成分の物)
会社RION
電源
LF-10 , LF-20使用時DC12V 又は 単 3乾電池 4個
センサーのみ使用時DC±15V (DC ±11V 〜 ±18V)
消費電流+5 mA 以下、-3 mA 以下 (DC)
感度・分解能0.3 V/(M/S)^2 ± 1% (DC) 及び 3×10^-5m/s^2 以下
測定周波数範囲DC 〜 100Hz (±10%)
最大測定加速度±25 m/s^2 (約2.5G) (10Hz)
感度温度係数約 +0.04 %/℃
感度電源電圧係数±0.001 %/V 以内
ノイズ2.1 μm/s^2/sqrt(Hz) 以下 (周波数 0.1〜10Hz)
横感度比1 %以下 (DC)
ケースアライメント0.5 度以下
零点不平衡0.3 m/s^2 以下
センサー出力信号対応表LS10C のセンサーからの出力
A出力1 (信号出力にはこれを用いる。出力インピーダンス 約1.6KΩ±20% ) B出力2 (サーボアンプの直接出力で通常は使わない)
C電源 +15V D電源 −15V
Eグランド F接続無し
G接続無し Hセルフテスト (動作チェック)

LS-13A からの出力
1緑シールド (筐体にも繋がっている) 2青X+
3黄Y+ 4赤Z+
5白Z− 6白X動作チェック (セルフテスト)
7黒Y動作チェック (セルフテスト) 8黒Z動作チェック (セルフテスト)
9?接続無し? 10茶電源 +15V
11黒電源 −15V 12赤X−
13白Y− 14紫GND (COMだと思われる)
LF-10
  • 0.02Hz のハイパスフィルター (-1dB、 6dB/oct) を持つ。
  • アルカリ乾電池駆動では寿命は 12時間、マンガン乾電池では 6時間である。
  • 電源は外部電源優先・自動切替となっている。
LF-20LF-10 が 1台のみの接続に対し、LF-20 は 3台接続させる事ができる。

Serial Number による違い

Serial Number5286079752860803
電圧感度0.299 V/ms^20.299 V/ms^2
横感度比0.05 %0.17 %
零点不平衡0.01 m/s^20.02 m/s^2
測定温度25 度25 度
測定年月1996/91996/9

キャリブレーション

セルフテストというのがあり、LS-10C の動作を確認する事ができる。ちなみに LF-20 にはセルフテストを行う為の発信器 (1.59Hz , 3Vp-p) が内蔵されている ( LF-10 には無い)。
キャリブレーションの手順
  1. セルフテスト端子 ( H端子) に 1Hz , 1VRMS 程度の正弦波を入れる (この程度の大きさが適当らしい)。
  2. 出力が入力の 1/10 (この例では 1Hz , 0.1VRMS ) となれば正常を意味する。
注意事項・その他


INDEX PAGE LE-3D
会社lennartz
電源12V (9〜15V) DC , approx.100mW (つまり消費電流約 8.3mA)
感度400 V/(m/s)
固有振動数・減衰定数1Hz 及び 0.707
測定上限周波数80Hz
センサー出力信号対応表
ABCDEFGHIJ
+Z−Z+N−N+E−E12 V0 V-CALGND , SHLD
キャリブレーション

equalizing and amplification electronics のみをキャリブレーションする機構が付いている様だ。
キャリブレーションの手順
  1. −CAL 端子を ground に繋げると、増幅機に信号が送られる。
  2. 出力には 5秒間隔で正と負の交互のパルスが peak-to-peak で 2V の振幅で出てくる。
  3. 注意すべき事は、このテストの出力には mass movement による物も含まれるので、特に水平動に関しては厳密に水平を取る事。
注意事項・その他


INDEX PAGE V403 (正式名称:JEP-4A3、白いお釜)
会社AKASHI
電源DC15V ± 10% , 18mA
感度・分解能0.306 V/(m/s^2) ± 10% 以内 [3V/G に相当] (全成分同じ感度) 及び 5×10^-6G (DC)
V403 とはセンサー名の事である。
固有振動数・減衰定数490Hz 及び 0.6〜0.7
測定周波数範囲DC 〜 400Hz (±5% 標準値)
測定範囲±3G (水平方向) ・ ±2G (垂直方向)
直線性0.05%
1G における温度による感度変動0.02 %/℃ (MAX.)/TD>
横方向感度0.001 G/G [約0.1%という事か?] (MAX.)
ケース軸・感度軸のずれ0.5 度 (MAX.)
零点不平衡0.02 G (MAX.)
温度による零点不平衡 0.001 G/℃ (MAX.)
出力抵抗2.8 KΩ (標準値)
センサー出力信号対応表カッコ内はマニュアルに書いてある物だが、実際は違っているようだ。
1 (赤)Z SIG− (Not X SIG+) 2 (白)Z SIG+ (Not X SIG−)
3 (黄)X +15V 4 (黄)X 0V
5 (青)TC 6 (黒)X SIG+ (Not Y SIG+)
7 (白)X SIG− (Not Y SIG−) 8 (黒)Y +15V
9 (黒)Y 0V 10 (白)TC
11 (青)Y SIG+ (Not Z SIG+) 12 (白)Y SIG+ (Not Z SIG+)
13 (赤)Z +15V 14 (赤)Y 0V
15 (緑)TC 16 (緑)TC COM
17 (白)PU アース 18 (青)ケースアース
19 (内シールド)X,Y,ZそれぞれのSIG+,−ケーブルを包んでいるシールド 20 (外シールド)全体を包んでいるシールド

注意事項・その他


INDEX PAGE V401 (サイクル機構の剥き出しの地震計)
会社AKASHI
電源DC 24V ± 10% 30mA
だが消費電流は個別のセンサーの試験成績書には、以下の様に書いてある。
UD16.3 mAH1 (NS)15.9 mAH2 (EW)16.4 mA
感度・分解能0.510204 V/(m/s^2) [5V/(9.8m/s^2)] (全成分同じ感度) 及び 49×10^-6 m/s^2 (DC)
固有振動数450Hz (90度位相ずれ)。だが個別のセンサーの試験成績書には、以下の様に書いてある。
UD580 HzH1 (NS)553 HzH2 (EW)497 Hz
減衰定数0.6 〜 0.7
測定周波数範囲DC 〜 400Hz (±5% 標準値)
測定範囲9.8 m/s^2 (約 1G)
だが個別のセンサーの試験成績書には、全てに ±33.3m/s^2 と書いてある。
直線性0.05 %
1G における温度による感度変動0.02 %/℃ (MAX.)
出力抵抗5 KΩ (標準値)。だが個別のセンサーの試験成績書には、以下の様に書いてある。
UD4.63 kΩH1 (NS)4.69 kΩH2 (EW)4.69 kΩ
横方向感度0.0098 m/s^2/(m/s^2) [約 1% という事か?] (MAX.)
ケース軸・感度軸のずれ0.5 度 (MAX.)
零点不平衡0.196 m/s^2 (MAX.)
温度による零点不平衡0.0098 m/s^2/℃ (MAX.)
センサー出力信号対応表手元に資料無し。

注意事項・その他


INDEX PAGE CMG-3T
会社GURALP
電源AC 100V (CONTROL BOX を使用)
感度1500 V/(m/s) [360 Sec Velocity Sensor]
方位CMG-3T

測定時の設定
  1. 地震計の水平を合わせて、CONTROL BOX を AC100V に繋げる。
  2. CONTROL BOX にある ENABLE BUSY スイッチを押しながら LOCK-UNLOCKスイッチを UNLOCK に倒す。すると 1分程でクランプが解除される。
  3. その後 ENABLE BUSY スイッチ を押しながら CNTR スイッチを倒してセンタリングをする。
  4. 設定後はちゃんと CONTROL BOX 上部にあるメーターで MASS POSITION が中立位置にある事を確認しておく事。
  5. 測定を終了する時には、CONTROL BOX にある ENABLE BUSY スイッチを押しながら LOCK-UNLOCK スイッチを LOCK に倒す。すると1分程でクランプされる。
注意事項・その他


INDEX PAGE MARKRAND 1Hz
会社MARKRAND
電源無し
感度S.N. : 9410007において、
UD329 V/(m/s)NS321 V/(m/s)EW321 V/(m/s)
方位Markrand1Hz
センサー出力信号対応表カッコ内の色は標準で付いているコネクタケーブルの色である。
1EW+ (赤) 2EW- (黄) 3NS+ (薄青) 4NS- (薄緑)
5NS CAL+ (茶) 6NS CAL- (黒) 7EW CAL+ (緑) 8EW CAL- (青)
9UD CAL- (ピンク) 10UD CAL+ (オレンジ) 11UD+ (白) 12UD- (灰)

注意事項・その他


INDEX PAGE LA-50
会社RION
電源AC100V±10% , 50/60Hz , 約10VA
感度0.05 , 0.1 , 0.2 V/Gal の 3段階
固有振動数約 800Hz (0.1 V/Gal)
測定周波数範囲0.1 〜 100Hz (±1dB 固定時)
低域カットオフ周波数 0.03Hz (-3dB)
増幅率×1 , ×10 , ×100 の3段
感度温度係数+ 0.2 %/℃
ノイズ1 μV/sqrt(Hz) (周波数 1Hz , 感度切替 0.1 V/Gal , 増幅率切替 ×1 の時)
横感度比1 %以下 (振動数 5Hz 時)
キャリブレーション

CONTROL BOX にある TEST ボタンを押すと、5Hz の 0.1 Gal (RMS) に相当する電圧が出力される。例えば、0.1V/Gal , ×10 の時には、0.1VRMS の 5Hz の正弦波信号が出力されるので、これを測って感度の値を補正する。
注意事項・その他


INDEX PAGE VSE-11A (水平) 、 12A (上下)
会社東京測振
電源DC ±15V (±5 %)
感度
速度 (Low)10 V/(m/s)
速度 (High)1000 V/(m/s)
加速度0.1 V/(m/s^2) [1V/G]
方位VSE-11,12A
精度/分解能基準感度誤差 ±0.5 %以下 / 10^-5 m/s (1mkine) 以下
振り子固有周波数1.5 Hz
制動定数h = 約 40
測定周波数範囲0.025 〜 70 Hz
直線性/横感度0.05 %以下 / 0.3 %以内 (10Hz,1000galにおいて)
検定コイル約 15 μA/gal
センサー出力信号対応表
赤・太電源 +15 V 黒・太電源 0 V 青・太電源 −15 V 黄・細ダイレクト出力
橙・細速度:LOW 赤・細速度:HIGH 緑・細加速度 茶・細信号アース (COM)
青・細検定コイル + 紫・細検定コイル − シールド筐体アース ----

測定時の設定
  1. 地震計の水平を合わせて、地震計に電力を供給し、地震計のケーブル接続部上部にあるクランプつまみを緩める。
  2. ダイレクト出力が ±1.5V 以下になる様に、VSE-11 (水平) ではレベルスクリューを回し、VSE-12 (上下) ではクランプつまみ上部にある零点調節スクリューをドライバーで調節する。
  3. 測定を終了する時には、ちゃんとクランプをしておく事。
注意事項・その他


    INDEX PAGE   1PAGE BACK    E-Mail