ChAssistの操作手順

ChAssistを実行すると…

◆チャンネル数,チャンネル設定が保存されているファイル名を指定する画面が現れる.
ChAssist画面1
ここではファイル名はそのままで良いが,ないファイル名を指定するとエラーが出る.
また自分が以前作ったChリストファイルを用いたい時は,そのファイルを現在のディレクトリか, "d:\RDAQ\TSSsetup\"ディレクトリに移動する必要がある.

◆チャンネル数の指定は実際の信号取得に使用するCh数を選択する.
ChAssist画面2
余談だが,"PCI-6033E"のチャンネル"0"はトリガー信号用であるので,ここで指定したチャンネル数は0番を飛ばして1番から順に埋まっていく.

<# Parameters>

◆上で「See Ch list」を押すと…
ChViewer画面
Ch表示画面.以下パラメター説明.

パラメター名

説明

Index Matlab上でのCh番号
ChannelName チャンネル名,これはChListファイルに保存される他,TSS_Stackで画面表示される.ただし,データセーブの際には一緒にセーブされないので悪しからず.
HwChannel ハードウェア上でのチャンネル番号.
InputRange "A/Dコンバータの入力レンジ"(センサーに入ってくる電圧より大きくなくてはならない)
Sensor Range InputRangeに対する"センサーの入力レンジ"の比(※1以下にする)
Units Range InputRangeに対する"センサーの入力レンジ"の工学単位表現の比(センサー入力の[V]のままだったらSensorRangeと一緒にする.)
Units(Radio Button) 工学単位.([V]とか,[kine]とか)
※InputRange(A/Dの入力),SensorRange,UnitsRangeの関係;
InputRange(ボードの入力レンジ)を,センサーの入力レンジより少し大きく設定する[V].
(このADボードの入力レンジは±0.1V,0.2V,0.5V,1V,2V,5V,10Vで設定できる)
この際,
SensorRange = センサーの入力レンジ/InputRange
UnitsRange = SensorRange/センサー感度

例えば感度0.1[V/kine]の地震計信号をセンサー入力レンジ±10[mV](100[mkine])で記録したければ, InputRangeは±0.1[V]にし,SensorRangeは±0.1(InputRangexSensorRange=±0.01[V])とする.この際,UnitsRange = SensorRange/センサー感度 = ±0.1/0.1[V/kine] = ±1[kine/V]となり,工学単位での入力レンジとしては,UnitsRange[kine/V] x InputRange[V] = ±0.1[kine]となる.

パラメターを変更せずにチャンネルファイルの名前だけ変えたければファイル名を変更してから「Rename Only」ボタンを,変更したければ,「Edit&Save」ボタンをクリック.
「Rename Only」ボタンをクリックすると確認画面が現れるので,ファイル名を変更したことを確認して「Save」ボタンをクリック.また「Edit&Save」をクリックした場合は以下の画面が表示される.パラメターを変更すべし.->

◆「Edit&Save」の画面…
ChEditor画面
注意!!;「Edit&Save」の際も,「Rename only」の際も同様に,チャンネルファイルは指定したフォルダにセーブされる.ここで指定したフォルダは,データをセーブするフォルダで,ScheduleAssistで設定したScheduleファイルもこのフォルダにセーブされる.

◆「Rename only」の画面…
ChEditor画面


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