A.800mボアホール地震計の振動の時間変動(1998年1月実験)


1800mボアホールの地震計で記録された18.00Hzの信号の時間変動(横軸は日付,1998年1月)

上の図は振幅で下の図は位相をラジアンであわらしている.0.1ラジアンの変動は約0.9ミリ秒に対応する.この変動のパターンは気温の変動と酷似している.すなわち夜間の変動は小さく,日の出とともに大きく変動を始める.このパターンはカップラー上に置いた地震計の変動と酷似しているため,振動装置とカップラー(またはカプラーと周辺の地盤)との変動が時間変動しているためと考えられる.