ACROSSとその他の震源との比較
Kumazawa Reportより
項目 |
ACROSS |
走査型震源 VEIBROSEISなど |
パルス震源 爆破など |
観測量 |
フーリエ成分 |
波形 |
波形 |
励起制御のハードウェア |
電力駆動 |
様々な力学的方法 |
火薬・エアガンなど |
励起する波 |
P,S 精密制御可能 |
P,S 精密制御困難? |
Pのみ 精密制御困難 |
励起の大きさ |
非破壊で再現可能な微小振幅(人知れず可能) |
中間 |
大きいが破壊的で振動公害有り |
エネルギー効率 |
周波数局在 FarFieldに投入 |
中間 |
時間局在 NearFieldで消耗 |
地盤とのカップリング |
再現性のある微小応力状態に設定 |
問題あり |
破壊的で経時変化有り |
展望と評価 | |||
実績・経験 |
少しあり |
物理探査で実績 |
多くの実績 |
データ解析法 |
開発中 |
ほぼ確立 |
ほぼ確立 |
新分野開拓の余地 |
大いにあり |
まだあるだろう |
まだあるだろうか |
地震学的構造の解析 |
100kmスケールでも原理的には可能 |
可能 |
大スケールで可能 |
構造の微小時間変化の検出 |
連続測定が可能 |
できるかもしれない |
破壊的であるため繰り返し測定は困難 |