地盤の揺れやすさ」のデモ

このデモに用いた素材はいずれも東急ハンズで入手したもので、とくに手を加えていません。

1.アクリル板などの台の上に、直方体の2つの素材を両面テープなどで貼り付けます。これが地盤を表します。左側は発泡スチロールの表面に塗装加工を施したものです。塗装によって花崗岩のような雰囲気を出した発泡スチロールを売っています。右側はスポンジです。一辺が約10cm程度の立方体を売っています。
 この状態で子供達に示したら、10人が10人とも左側のほうが硬いという答えをしました。やはり花崗岩に似た塗装が良かったのでしょう。
2.上で用意した直方体の上に、硬質ゴムでできた直方体を乗せます。サイズは一回り小さいものでよく、一辺が約5cm程度のものでよいでしょう。硬質ゴムを用いたのは、ある程度密度が高い(重い)ものが必要だったためです。重いものを乗せたほうが台を揺すったときの揺れが大きくなり、迫力が出るからです。黒い色が気に入らない場合には適当な塗料で色づけをすると良いでしょう。
3.硬質ゴムの直方体の上に、木製の三角柱をのせると家が出来上がります。地盤をあらわす直方体と硬質ゴムの間、また硬質ゴムと木製三角柱の間は特に接着する必要はありません。台を揺することによって徐々にすれていって最後に分解する様子が見えるほうがいいと思います。なお地盤の直方体とアクリル板の間を両面テープなどで接着しておかないと安定が悪くなってうまくいきません。
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