岐阜県立加茂高等学校SPP実習
(2013年7月26日)




全体説明:
地震火山センターと本日の予定の紹介
地震活動解析の講義
重力の測定と重力探査の講義
測地実習(重力探査)
重力観測
地震観測実習(屈折法探査)
ハンマーで地面を叩いて、人工地震を発生させる。
地震観測実習(屈折法探査)
観測機器を設置し、地震波を記録する。




岐阜県立加茂高等学校SPP(サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト )実習プログラム

日程:2013年7月26日(金)
9時30分集合(E411) 全体説明 地震火山センターと本日の予定の紹介(山岡)
全体説明のち班に分かれる 人数:各テーマ10人前後
10時〜12時 実習
12時〜13時 昼食休憩
13時〜15時 実習
15時〜 まとめ(班ごとに簡単な報告;各班から1名)
      岐阜県立加茂高等学校 木澤先生からの講評

内容:下記の4テーマから選択
テーマ1(山岡班):地形について学ぶ(0.5日)
テーマ2(古本班):地震活動解析(0.5日)
テーマ3(鷺谷班):測地実習(重力探査)(1.0日)
テーマ4(渡辺班):地震観測実習(屈折法探査)(1.0日)
テーマ1とテーマ2の選択者は午前午後で入れ替え2テーマを実施
テーマ3とテーマ4の選択者は1日同一テーマを実施

テーマ1:地形について学ぶ(0.5日) E411 (担当:山岡耕春)
世界の地形図から地震、火山噴火、造山運動など、地学現象の原因やメカニズムを、地球表面を覆うプレートの水平運動で説明するプレートテクトニクスという理論を用いて、陸と海とがどのようにつくられたのかを理解する。

テーマ2:地震活動解析(0.5日) 環境総合館第1会議室 (担当:古本宗充)
大きい地震の数に比べて小さい地震の数が多いという性質には、非常に不思議で整然とした規則性がある。この性質を日本付近の地震のデータをグラフにしながら学ぶ。

テーマ3:測地実習(重力探査)(1.0日) E132 (担当:鷺谷威)
「重力の測定と重力探査」 
地下構造を知る一つの方法として、重力を観測方法がある。実際に重力観測を行うことで、高さによって重力が変化することを理解する。また、重力値と地下構造の関係について学び、同じ高さで測られた重力の値から地下構造を推定する。
講義 (1時間)、重力観測 (1時間)、データ解析 (1時間)、重力探査(1時間)

テーマ4:地震観測実習(屈折法探査)(1.0日) E127 (担当:渡辺俊樹) 午前 野外実習
地震探査「地下の構造を探る」(屈折法)
地下を人間の目で直接見ることはできないが、地震波を観測して、その伝わり方から地下の構造を調べることができる。
本実習では、そのような地震探査の代表的な手法である屈折法の原理を学ぶ。野外で実際に観測機器を設置し、人工地震を発生(地面を叩く)させて地震波を記録する。自分たちで得た記録を解析して地下構造を求める。

準備するもの
・汚れてもよい服装(長袖・長ズボン)
・日射病、熱中症対策 (帽子、タオル、飲料など)
・虫対策(虫除け、虫さされ)
・筆記用具、定規(長さ20cm程度)、電卓(関数電卓がよい)を持参



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