第6回 地球のダイナミクス

地球内部の物質の動きについて学びます.

6-1. 熱源
 地球は、内部のほうが温度が高く、常に外部に向けて熱エネルギーが流れています。
熱源は、地球形成期に地球内部に取り込まれた熱と、内部の放射性元素の壊変によって生まれた
熱です。
 地球表面付近では、熱が伝導によって運ばれます。しかし熱流量はⅠ平方メートルあたり0.08W
と、太陽からもたらされる熱(1370W)と比べて圧倒的に小さなものです。

6-2. 対流による熱輸送
 マントル内部の熱の輸送は、おもにマントルの対流によって担われています。対流は
年間約0.1m程度のゆっくりとした速度です。この対流は地球の表面ではプレートの動きとなって
観測することが可能です。

6-3.マントルとコアの対流
 マントルは固体ですが、長時間では流体のように振る舞います。これをマントル対流と呼びます。
マントル内での熱の輸送は対流によって担われますが、コアとの境界と大気・海洋との境界では
熱伝導によって熱輸送がなされます。マントル対流は、地震波速度に不均質を調べることで推定
することが可能になりました。
 コアの外側の部分(外核)は流体であり、対流をすることで地球磁場を形成しています。外核の
対流は、内核の成長に伴う軽元素の放出がもたらした組成対流と考えられています。

6-4.プレート運動と造山運動
 プレート運動によって大陸が成長してきました。陸地を形成する運動を造山運動と呼んでいます。
プレートの沈み込みが陸地を作り大陸を成長させます。大陸は、マントル対流により分裂と衝突を
繰り返しています。これをウィルソンサイクルと呼んでいます。

3.配付資料

授業で話をするキーワードをまとめた資料(A4一枚)を配付します.
配付したものと同じものをpdfでダウンロードできます。

板書(にする予定のもの)を見ることができます。
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4.板書pdf版


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