2007年7月16日新潟県中越沖地震(M6.8)の特集ページ


最終更新日 2007-09-02 21:02

2007年7月16日10時13分,M6.8の新潟県中越沖地震が発生しました。 この地震により,新潟県の長岡市,柏崎市,刈羽村と長野県の飯綱町での震度6強をはじめ各地で強い揺れが観測され,20,000棟以上の住家被害がでました.死者11名,2,000名近い負傷者がでてしまいました. 名古屋大学大学院環境学研究科地震火山・防災研究センターでは,大学を中心とした合同観測グループの一員として,地震観測点とGPS観測点の設置をして観測をしております.また,新潟県中越沖地震の震源過程解析や現地調査を実施しています.


特集ページ目次
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歪み集中帯とは 地震,GPS観測 震源過程 活断層 被害調査 謝辞 関連リンク

歪み集中帯とは

今回の地震は歪み集中帯で過去数百年間に大地震が発生していなかった地震空白域で発生しました.(鷺谷 威)
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地震,GPS観測

名古屋大学地震火山・防災研究センターでは2007年新潟県中越沖地震緊急観測グループ の一員として,臨時地震観測を7月17日より開始しました.また、GPS観測を7月24日より開始しました.

図.GPS観測点分布図.白の三角印は7/24に長岡市に設置したGPS観測点の位置.緑のピン印は7/17柏崎市に設置した臨時観測点(いずれも2Hzのセンサー,3成分で,LS7000を使用したオフライン観測点)

余震観測データダウンロード

震源過程

活断層

被害調査

謝辞

観測に際して新潟県・柏崎市・長岡市をはじめ地元の方々のご協力を賜りました.また,本観測の実施において多くの小・中学校ならびに教育委員会の協力を得て観測場所のご提供を頂きました.記して感謝いたします.なお,この調査は岩崎貴哉地震研究所教授を代表者とする大学・研究機関の研究チームとして、文部科学省科学研究費補助金(特別研究促進費) 「2007年新潟県中越沖地震に関する総合調査」の交付を受けています.

関連情報リンク



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